Creative Space(クリエイティブスペース)とは、Microsoft Surface Hub(マイクロソフト サーフェスハブ)やSurface Studio(サーフェススタジオ)を使って、すべての人の中に秘められた創造性を引き出すことを目標としたスペースです。
今までのオフィスでは「場」であるオフィス空間と「テクノロジー」であるITは別々の部署で独自に施策が練られ来ました。
しかし、これからのオフィスはこの2つの要素を一体で考え、計画的にスペースとテクノロジーを設計し、創造プロセスをサポートすることが大切です。
スチールケースは、Microsoftとの協働によって導かれたインサイトとデザイン原則に基づいて5つのスペースを開発、デザインしました。
【デザイン原則】
情緒的繋がりをつくる
創造性を育てる
流動的な「場」のエコシステムを構築する
【5つのスペース】
フォーカス・スタジオ (Focus Studio)
メーカー・コモンズ (Maker Commons)
アイディエーション・ハブ (Ideation Hub)
デュオ・スタジオ (Duo Studio)
レスパイト・ルーム (Respite Room)
順に1つずつ説明していきます。
■フォーカス・スタジオ (Focus Studio)
ひとりで集中して作業に没頭できる隠れ家的なアンクレイブスペース(専有・共有)。
他者を招き入れて、短時間でのコラボレーションワークもサポートする。
姿勢:上下昇降デスクを置いて身体を動かすことを促したり、ワークラウンジでリラックスしながら働くことができる。
■メーカー・コモンズ (Maker Commons)
アイデアの創造と共有を促進するオープンでソーシャルなスペース。
創造的活動にとって重要なコラボレーションや集中、オープンエリアに置くことによりカジュアルさや偶発的出会いといった要素を実現する。
姿勢:座る、立つ、ソファに座る、腰かけるなどの多様な姿勢をサポートする。
ソファではSurface Proでの個人集中ワーク、カウンターではSurface Hubを使ってのグループワークができる。
■アイディエーション・ハブ (Ideation Hub)
個室やオープンスペースでのチームによる生成型コラボレーションをサポートするセッティング。
ハイスツールは椅子から離れやすいため、Surface Hubというデジタルツールにもホワイトボードというアナログツールにも簡単にアクセスできる。
姿勢:スツール高のチェアは身体を動かし易く、パーソナルデバイスの使用から、Surface Hubを使用したグループコミュニケーションへ素早くシフトできる。
■デュオ・スタジオ (Duo Studio)
ひとりでの集中とペアでの共創造のための共有の「場」。
他者を招き入れて、迅速なレビューや意見交換も可能である。
姿勢:上下昇降デスクでは、座位、立位はもちろん、並んで仕事をしたり、ゆったり座りながらのコラボレーションも容易。
Surface Studioを活用しながら持続して快適に仕事に没頭できる環境となる。
ラウンジソファはリラックスできる「場」と、他者を交えてのコラボレーションの「場」ともなる。
■レスパイト・ルーム (Respite Room)
レスパイト・ルームは他者から離れ、脳を休息させるスペースを提供。
ウェルビーングの改善につながると同時に、グループと共有する前にアイデアを孵化させる場所としても最適である。
姿勢:リラックスした姿勢は、緊張感を和らげ、試行錯誤している時に突然浮かぶ脳の「ユーレカ」状態を導きやすくなる。
クリエイティブスペースには、デザインをする時に気を付けることがあります。
【デザインのポイント】
アナログとデジタル
バイオフィリア
吸音性能のある家具
■アナログとデジタル
会議ではアナログとデジタルのツールの両方をうまく活用することが大切です。
ポストイットをホワイトボードに貼ってブレインストーミングする。
Surface HubのSkype for Business で遠隔地の人と同じ情報を共有する。
人によって、議題によって両方のツールを活用することにより、秘められた創造性を引き出します。
■吸音性能のある家具
閉じられた空間では音が響きやすく、他人の声で集中が途切れて注意力散漫になりやすい。
Skype for Business で遠隔コミュニケーションを行っているのに、相手の声に集中できない。
これらは、Surface Hubを使うのであれば避けなくてはいけない問題です。
そのためには吸音性能のある家具を設置することをお勧めします。
■バイオフィリア
オフィスに自然の景色を取り入れることは、ワーカーの幸福度・生産性・創造性に大きな影響を与えます。
自然光や緑の草木が見える窓があるといいのですが、必ずしもすべての部屋に窓があるわけではありません。
その時は、家具や壁・床に自然を感じられる素材・見た目の仕上げを施します。
”Creative Space and Microsoft Surface Hub”のご紹介は、いかがでしたでしょうか?
広尾のショールームでは、実際にクリエイティブスペースを見学しながら詳しいご説明をすることができます。
スチールケースがなぜクリエイティブスペースを開発するに至ったか、またそれを活用するとどのようになるのか、をマイクロソフトサーフェスハブを使ってご覧いただけます。
ぜひお問い合わせください。