「社員のパフォーマンスを引き出すオフィスを作りたい」
どの会社もこの命題に悩んでいます。
その答えの1つとしてアスノシステム大阪オフィスの事例をご紹介したいと思います。
こちらはウェブ上からアスノシステム大阪オフィスが見学できるシステムで
Panoviewn(パノビューン)といいます。
画面上でドラッグすることで上下左右360°見回すことができます。
矢印ボタンをクリックすると次のスペースに進むことができます。
ところどころ出てくる赤いアイコンをクリックすると、解説や静止画を見ることができます。
右下の平面図上の黒い点をクリックすると、直接その場所に移動します。
(フル画面でアスノシステム大阪オフィスをご覧になる場合はこちらのリンクからどうぞ)
アスノシステム大阪オフィス ( https://panoviewn.jp/asno_osaka/ )
Panoviewn(パノビューン)とは? (https://asno-sys.co.jp/products/panoviewn/)
アスノシステムが開発した商品で、
360°パノラマビューコンテンツ制作サービスです。
パノラマビューにさまざまなコンテンツを追加し、よりリアルな演出を提供します。
Panoviewn(パノビューン)でできること
パノラマビュー上への予約フォームの設置や、動画や画像の埋め込みが可能。
別ページに移動することなくパノラマビュー上で情報が確認でき、
スピード感のある宣伝効果が見込めます。
To create tomorrow. –「明日を創造する企業」というスローガンのアスノシステムと
”IT個人事業主(フリーエンジニア)の存在とその働き方を、もっと自由で豊かなものに”という
PE-BANKが一緒に働く場所が、こちらの大阪オフィスです。
どちらの会社も社員の働き方を豊かにしていくことが顧客の豊かさにつながっていきます。
「社員のパフォーマンスを引き出すオフィスを築く」
WSIのデザイナーが掲げたのが以下のコンセプトです。
仕事をする人にとって最適な環境づくり
好きな場所で仕事ができる会社
自由な働き方=責任意識の自覚
具体的には「エンゲージメントを高める3つの要素」を提案しました。
Choice + Control(働く場所を選択できる)
Modes of Work(働き方にあった家具)
Well-being(働く姿勢を変えられる・バイオフィリックデザイン)
Choice + Control(働く場所を選択できる)
どこでどうやって働くかの自由度は、生産性を上げる為の大きな要素となっています。
チョイスを与えることは、人をより生産的にし、より充実感のあるワークライフを提供することにも繋がります。
Modes of Work(働き方にあった家具)
人が一日をどのように過ごしているか見たときに、
個人の集中作業や、チームとのコラボレーションなど様々なモードがあるのが分かります。
人の脳は場所に対してラベリングするので、自分の行う仕事内容によって場所を変えると切り替えがしやすくなります。
Well-being(働く姿勢を変えられる・バイオフィリックデザイン)
立ち姿勢でのデスクワークや、ゆったりしたソファでリラックスしながら一日の振り返りなど、
姿勢・視点を変えながら働くことで、生産性を向上させる効果があると考えます。
人間は無意識に自然に魅了され、そのことが注意力の向上や集中力の回復に役だつといいます。
オフィスの中に自然の要素をデザインすることで、ストレス緩和、従業員の意識を向上させるスペースへと生まれ変わります。
上記を踏まえ、こちらのオフィスは働き方の違う場所を複数設けた
フリーアドレスオフィスとしてデザインされました。
では、実際のオフィスを見ていきましょう。
執務エリア
こちらは執務エリアの通常の高さのデスク(H720)です。
天板の色がそれぞれの席で違うので、その日の気分や環境で席を選択することができます。
こちらはスタンディングワークスペース。
立って使う高さのデスク(H1000)が配置され、
複数人数でコラボレーションが必要な業務を行う場合におすすめの席です。
向かって左側はカウンタースペース。
一人で集中して作業したり窓面に向かってリフレッシュするためのデスクです。
向かって右側はリラックススペース。
ON/OFFの切り替えを行い、より高いパフォーマンスを発揮する為におすすめのエリアです。
会議室エリア
ミーティングルームは4部屋あります。
それぞれのミーティングルームは座る高さや姿勢がそれぞれ異なっており、会議内容や会議相手に
よって選択できる仕組みを取り入れています。
また、20名収容のセミナールームが2部屋あり、2部屋を隔てる仕切りを開放することで
40名収容可能となります。
各ミーティングルームはバイオフィリアの要素である木を取り入れたデザインが特徴です。
ミーティングルームへはエントランスからそれぞれへ枝分かれすることから
「木」にちなんだ名前を付けています。
例えば上図の提灯がぶら下がったミーティングルームはPhượng vĩ(フオンビ。ベトナムの代表的な木のホウオウボクのベトナム語)という名前。
アスノシステムはベトナムに支社があり、日本とベトナムの交流、コミュニケーションを意図してベトナム風のデザインにとなっています。
会議室エリアは弊社事例ページ”アスノシステム大阪オフィス”でも詳しく触れていますのでそちらもご覧ください。
前回のブログでも少し触れましたが、工夫の凝らされたオフィスでも
働くメンバーが使い方を知らないままだとせっかくのオフィスを活かすことができません。
そのためこちらのオフィスではユーザーガイドが配布され、オフィスのコンセプトや
ワークエリアの解説が掲載されています。
また、2時間以上離席する場合は他のメンバーのために一度デスクを元の状態に戻す
など運用上のルールも決められています。
社員のパフォーマンスを引き出すオフィスを作るには、
デザインも大きな要素ですが、その後の運用も大きな鍵になってきます。
海外の事例でも、成功したオフィスの事例はデザインだけでなく
運用面の工夫が紹介されていました。
デザインから家具の納品、その後の運用まで含めたサポートが可能なのが我々WSIです。
社員のパフォーマンスを引き出すオフィスについてのご相談はこちらからご連絡ください。