Brody（ブロディ）という集中ブースです。

従来のラウンジシーティングは長い時間の集中ができるような構成ではありませんでした。
また、自分の席にいても同僚が話しかけてきて、たびたび集中が途切れることがありました。

Steelcaseが行った調査によると、平均的な会社員は11分ごとに邪魔が入るそうです。
このBrodyはスクリーンで囲むことにより「今は集中の時間です！」というわかりやすいアイコン性を持っています。

内部には高さを調節できる椅子、旋回アームに取り付けられたノートPC用スタンド、足置きなどが備えられています。
そのほかに、コンセント、ライト、カバンを置くスペース、小さいデスクスペースもあり、このスペースだけで自分のエリアが確立できます。
シート形状はエルゴノミクスデザインを採用しており、ノートPCをスタンドに置いたときに無理のない姿勢で仕事ができるようになっています。

スクリーンのないオープンタイプのデザインとしておくこともできます。

2つのスペースをつなげることも可能です。

英語版ですが、デザインストーリーのビデオがあります。

また、WIREDの記事が日本語で詳しく書かれていますので、よかったらどうぞ。
オフィスで他人に邪魔されずに「フロー状態」を生み出す1人用ポッド

Steelcase
Brody